ローラー加工は竹内テッコウへ。 高品質ローラーの製作が得意です。 福井県竹内テッコウ
ローラー加工の竹内テッコウ
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ローラー加工の工程
巷に数多くある産業機械の、様々な部分で
ローラー
は使われています。
例えば、製紙・製鉄・繊維・印刷・食品等々。
ローラーは特殊な部品の様に思えて、実はいろいろな産業機械の中で使われているのです。
特に「
精密パイプローラー
」は、それらの産業機械の部品の中でも、
重要な部位として位置付けされる事が多い為、高い精度を要求されます。
形状は、細いローラーから太いローラー、短い物から長い物まで様々です。
私達は、この「精密パイプローラー」の製作を得意としております。
表面に
ゴムのライニング(ゴム巻)
や、
メッキ処理
、
円筒研磨仕上げ
などの
二次加工が必要なローラーを、私達は多く造っています。
これら二次加工は、
信頼のおける専門業者様に依頼しておりますので、完成品としての納品に対応しています。
ゴムローラー・メッキローラーに限らず、表面処理なしの完成品ローラーも
勿論、製作致します。
また、丸棒形状のローラーやシャフトも製作致します。
ローラーに付属するシャフト類の製作もしておりますので、セット物としての
注文にも対応しています。
パイプローラーやシャフト表面のミゾ加工やローレット(アヤ目・平目)加工 ・
テーパー加工 ・ クラウン加工も多くの実績が有ります。
お気軽にお問い合わせ下さい。
ここからは、パイプローラーを作る工程を簡単にご紹介します。
1本のパイプローラーを完成させるには、多くの工程を経て作られています。
一般的なパイプローラーを造る流れは、
1.ローラー仕様のお打合せ、見積り・納期回答、(作図)
2.材料の調達
3.パイプ(シェル)・軸部(シャフト、ボスなど)の製作
4.パイプのバランス修正
5.ヤキバメ作業
6.溶接作業
7.旋盤加工、フライス加工などのローラー加工
8.バランス検査、修正・寸法検査
9.ゴムライニング・メッキなどの二次加工は専門業者様へ
10.梱包・出荷
もっともっと詳しくご紹介したいのですが、ローラー1本には色々ノウハウが詰まっています
ので、ご紹介できない所も多くあります事をご理解くださいます様、お願い致します。
1. ローラー仕様のお打合せ、見積り・納期回答、(作図)
見積り用の図面やスケッチ図が有りましたら、図面を元にお見積り致します。
図面で不明な点、または、こちらからの要望や改善提案などが有れば、お打合せをさせて下さい。
(メール・FAXでのやり取りで十分です。)
製作図面の(CADによる)作図も承ります。
(左の画像は、私共が作図したCAD画面です)
作図以外は無償にてお見積りを致します。
(1本でもOKです。)
ローラー単価と、通常納期をご返答します。
(送料を含みます。また、必要であれば専用木箱代も別途計上致します。)
ご注文は、仮でも結構ですので「発注書」を送信して下さい。
「確認返答」として単価・本数・確定納期を記入し返信致します。
ご要望にお応えできる様、しっかり「お打合せ」・「お見積り」をさせて頂きます。
2. 材料の調達
(画像をクリックすると、大きな画像が表示されます)
材料の在庫は基本的に持たない為、早急に材料の手配を行います。
材種は、
鉄パイプ(STKM13A等)・SUSパイプ(SUS304 TP-S等)・アルミパイプ(A5052TD等)・各種鋼材
を購入します。
(写真の材料は、ローラー8本分の材料です。)
加工作業にすぐ取り掛かれる様、
ローラー毎に材料を分別
します。
加工材料一覧はこちら
私たちは、材料も大切に扱っています。
3. パイプ(シェル)・軸部(シャフト、ボスなど)の製作
(画像をクリックすると、大きな画像が表示されます)
通常のパイプローラーは、
パイプ1本と軸部(シャフト)2本の部材で構成されています。
(写真は、ローラー1本分の部材です)
1本のローラー形状にした後、
旋盤加工の工程を踏まえて、削り代を残した加工をしています。
ここにも、
私達のノウハウが生かされています。
4. 「バランシングマシン」を使用して、パイプのバランス修正
(画像をクリックすると、大きな画像が表示されます)
パイプのバランス調整を行います。
基本的には、パイプの内径を削り、
偏肉
を無くす事で
アンバランス量
を小さくしていきます。
その後、
バランシングマシン
でアンバランス量を確認します。
(写真は、バランス測定結果画面です)
バランスの解説はこちら
精密パイプローラーを造る要です。
5. ヤキバメ作業
(画像をクリックすると、大きな画像が表示されます)
パイプと軸を
焼嵌め(ヤキバメ)
という方法でハメ込みます。
パイプ材を加熱する事で熱膨張させ、
若干大きめの軸部をハメ込みます。
熱が冷めると、ハメ込み部分は締まって抜けなくなります。
(写真は、パイプ先端部を加熱し、軸を今から挿入する所です)
焼嵌め組合せ一覧はこちら
ここにも、
私達のノウハウが生かされています。
6. 溶接作業
(画像をクリックすると、大きな画像が表示されます)
ヤキバメだけでは強度的に問題があります。
そこで、
パイプと軸部の境目部分を溶接施工する事で、パイプローラーとしてほぼ一体物にさせます。
溶接組合せ一覧はこちら
鉄-鉄の溶接はもちろん、異なる材質の溶接も可能です。
7. 旋盤加工、フライス加工などのローラー加工
(画像をクリックすると、大きな画像が表示されます)
ここからが私達の腕の見せ所です。
数々の経験は,
様々なローラー加工に生かされています。
振れ
・
アンバランス
・
溶接部のピンホール(穴)
・傷や打痕が無い様に、留意します。
1本1本お客様の要求・要望にお応えできるローラーを作ります。
真剣・正直に作る事が私達の強みです。
8. バランス検査、修正・寸法検査
(画像をクリックすると、大きな画像が表示されます)
動バランス・静バランスの測定検査
と
各所寸法測定検査を行います。
アンバランス
量の修正は
自社製の修正装置で修正します。
バランス検査表
は、検査料を申し受けます
ので、必要に応じて発行します。
ローラーの寸法検査
は、全数検査を行います
9. ゴムライニング・メッキ等の二次加工は業者様へ
(画像をクリックすると、大きな画像が表示されます)
ローラーの
ゴムライニング
をはじめとする
硬質クロームメッキやアルマイト・
無電解ニッケルメッキ等
の
表面処理
や
各所の
円筒研磨仕上
は、
信頼のおける業者様へ 加工・施工をご依頼しています。
表面処理の説明はこちら
施工条件・品質条件・金額・納期等の
綿密な打合せをする事により良品を加工して
頂いています。
10. 梱包・出荷
(画像をクリックすると、大きな画像が表示されます)
最終検査終了後
、お客様へ出荷します。
運送業者様利用の混載便が主ですが、
全国各地への発送実績は十分あります。
専用木箱や通い箱(木箱)・専用段ボール箱をご用意しています。
自社便での配達も行っています。
(2tonトラックですが。)
梱包もしっかりで出荷体制はできています。
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